タクシー運転手

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タクシー運転手が僕にとって人間関係の距離感がちょうど良いと思う3つの理由 。

いろんな仕事がある中で僕がタクシー運転手を選んだ理由は、とにかくコミュニケーションが苦手であることと、1人でいることが好きだからです。

 

友達が1人もいないとか、全くコミュニケーションが取れない訳ではないですが、程よい距離感というか、深すぎない関係がちょうどいいと思っている派閥です。

 

この業界に入るまでは様々な不安がありました。

 

・どんなお客さんが乗り込んでくるのかわからない…

・お客さんとうまく話せるのかな…

・方向音痴だけど大丈夫かな…

・酔っ払いに絡まれたらどうしよう…

・ちゃんと売り上げ達成できるかな…

 

他にも不安要素はありましたが、それよりもはるかに、1人好きという気持ちが勝ってたようです。

 

これらの不安要素を抱えながらも実際に働いてみると、これがまぁホントに人との距離感がちょうどいい(^^)

 

僕の性格にバチっとハマりました。

 

人間関係の距離感が良いと思う理由を3つにまとめました。

これは会社によって違うかもしれませんが参考までに。

 

1、出社から帰宅まで、会社の人との関わりが少ない。
まず会社に着いたら、顔を会わせた人に挨拶をして、車を点検し、アルコールチェック。

その後、5~8分程度朝礼をしてから出庫します。

帰庫後は洗車、アルコールチェック、入金をして退社します。
この間に会話があるとしたら洗車中に

「今日、道混んでたね~」
「結構(タクシー)動いたね~」
くらいでしょうか。

 

深い話にならないくらいがホントにちょうどいいです。

 


2、お客さんを乗せていない時は常に1人。
この時間は1円にもならないですが、何気にこの時間が大好きです。
特に月の売上目標を達成した後の1人時間は格別です。

 


3、お客さんと無理に話す必要はない(と、勝手に思っています)。

タクシーに乗られるのは10分以内の短距離の方が多く、それほどお客さんと会話する機会が少ないです。

・元気な挨拶。
・目的地と希望の道順確認。
・シートベルト着用のアナウンス。
・ハキハキとしっかり返事をする。

などの基本的な事をしっかり行っていれば問題ないと思います。

 

お客さんが乗り込んできて、挨拶をして、目的地を確認する間のお客さんの反応を見て、

「この人は話しても大丈夫だ」
「黙ってた方がよさそうだ」

というのがなんとなくわかる…ような気もしないでもないですが、基本的に僕から話をすることはありません。

お客さんが話してきたらそれに合わせてお話をするスタンスです。

 

以上、人間関係の距離感が良いと思う3つの理由でした。

 

この仕事は、コミュニケーションが得意な人も苦手な人も働けると思います。

 

お客さんと積極的にお話を楽しみたければ相手の様子を伺いながら話せばいいし、苦手であれば基本的な接客のポイントを押さえた上で働けばいいのかなと思います(^^)