タクシー運転手

タクシーについての情報や日々の出来事などを発信しています。

あまりに感情任せな人たち。

多くのお客さんは優しい方なのですが、ほんの一部、クセが強いお客さんがいらっしゃいます。

 

ホントにレアケースで、半年?一年に一人いるかいないかです。

 

この業界に入って約4年間、記憶に残るほど強烈な方は片手で数えられる程度です。

 

まぁちょくちょく細かいのを入れればもう少し人数は増えますが、いろんな人を接客する以上は割り切るしかないと思います。

 

自分なりに接客態度や安全運転を意識していても、お客さんにとった至ってなかったなら、これはもう諦めるしかないと思います。

 

何が悪かったかがわからないと反省すらできません。

 

「あ~…あの時のあれがマズかったかなぁ…」

 

みたいに思い当たる節があったらそれを改善すればいいと思います。

 

しかし、ここでは詳しく書きませんが事実として、信じられないくらい理不尽な理由で怒ったり怒鳴ってくる方がいます。

 

確かあれは入社一年目くらいでした。


お客さんから目的地を告げられ、そこまでの道順を確認したところ、ぶちギレられました。

 

クレーム防止のため、距離が長かったり、複数ルートが考えられる場合は、念のためお客さんに道順を確認するというルールになってるのですが、これが原因(?)でぶちギレられ、会社にクレームの電話まで入れられました(^_^;)

 

ホント、反省がどうのこうのっていうレベルではありません。

 

頭には無数の?マーク。

 

怖いというか、もうワケが分からなすぎてパニック、冷や汗と小刻みに手が震え、軽く動悸がしてました。

 

結局何が癇に障ったのか分からず、とりあえずそのお客さんを降ろしたあとに会社に戻り、上司にドライブレコーダーの映像を見てもらいました。

 

上司は

「運が悪かったね、こういう人もいるんだよ」

 

と言ってくださり、クレーム扱いにされることなく、事なきを得ました。

 

また、この時に上司からスルースキルが大事だよ、と言われました。

 

変なお客さんに絡まれても真に受けず、ハイハイと言って聞き流すスキルです。

 

理不尽な理由で怒鳴られても、そこには反省材料なんて無いので、いちいち気に止める必要は無い、ということです。

 

仮にお客さんとの間で何かトラブルがあったとして、ドライブレコーダーを確認してもらうことで、どちらが悪いのか客観性が担保されます。

 

運転手側に問題があれば次からそこを気を付ければいいと。います。

 

また、お客さんに理不尽な事を言われても決して反抗してはいけません。

 

自分は間違ってないと自信があってもあくまでスルー。

 

ばっちりドライブレコーダーに録画されてるので、下手に口出ししたら不利になるだけです。

 

日頃から録画されていても問題ない接客を心掛けていれば、ドライブレコーダーは心強い味方です。

 

冒頭にも書きましたが、多くのお客さんは優しい方ばかりです。

 

やるべきことはしっかりやって、もしも感情任せな方に理不尽に怒鳴られてたとしても、スルースキルで乗り切りましょう(笑)