「You play with the cards you're dealt … whatever that means. 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…それがどういう意味であれ。)
スヌーピーの言葉です。
僕はこの言葉が大好きで、少しでも悩むと、癖のようにこの言葉が頭に思い浮かびます。
・自分はついてない。
・あの時もっと勉強しとけばよかった。
・この環境が悪い。
・こうなったのは○○のせいだ。
など、どんなに嘆いてもどうにもならない事に時間を費やしても、ただ虚しく時間が過ぎるだけで何も変わりません。
それならいっそのことスパッと頭を切り替えて、今、自分の能力の範囲で何が出来るかを考えて動いた方が、問題が解決しないとしても、何かしら変化が起きると思います。
最初の緊急事態宣言の時、生活がどうにもならないくらいに給料がガクっと下がってしまいました。
この時はもう本当に大赤字で、貯金を切り崩して生活してたのですが、いよいよそれもなくなってしまい、大切にしてたバイクも手放したりもしたのですがそれでもダメでした。
僕はこれといったスキルがないので、とりあえず、すぐにできる警備員や簡単な動画編集、他には以前お世話になっていた会社のお手伝いをさせてもらったりで、なんとかこの危機を脱する事が出来ました。
もし、嘆くだけで動かなかったら今頃どうなっていたことかと思います。
今でこそ「タクシー運転手最高～♪」なんていってこんなブログまで立ち上げてしまいましたが、実は僕、転職するまでの繋ぎのつもりでタクシー業界に入ったんです。
ここで働きながら、もっと給料の良い仕事を探してたのですが、思いの外この仕事が楽しくて、次第に
「あれ？もしかしてここでいいんじゃね？ていうか、そもそも他の所で通用するようなスキルなんかないし…うん、やっぱここでいいよね！」
となって現在に至り、今のところ気持ちはブレてません、強いて言えば個人タクシーになってみたいな～と、思ってるくらいです。
自分が持ってるカードで勝負するって、なんとなく自分の可能性を狭めているような気もしなくもないし、もしかしたら実際にそうなのかもしれません。
しかし、追い詰められた状態では中々正常な判断ができません。
なんとかしようと焦って自分の能力を越えるような事をしようとすると痛い目に合うことがあります。
僕の場合、副業でお金を稼ぐために動画編集の通信教育を受講したのですが、教材自体は、右も左もわからないとても分かりやすかった、ほぼYouTubeでも同じようなものがありました(笑)
動画編集を学ぶきっかけとしては良かったですし授業料は取り戻せたからまだ良かったものの、無料でも十分学べる内容にお金を払ってしまったという点では、別の意味でいい授業料でした。
困ったり悩んだりした時は自分だけでなんとかしようとしないで、周りの人なりカウンセリングなり相談するのも立派な自分の手札であって、一人では思いつかないようなアイデアや解決策が舞い込んで来ることもあります。
