タクシー運転手

タクシーについての情報や日々の出来事などを発信しています。

タクシー運賃のゆらぎに心が揺らぐ。いくらまで笑って許せる?

タクシー運転手としての日々は、さまざまなお客様との出会いがあります。

 

多くのお客さんはありがたいことに特に何も問題なく、快適に働かさせていただいてるのですが、ごくたまーに少し変わった方がいらっしゃいます。

 

去年、タクシー料金の値上げが行われた数ヶ月後のこと、駅で一人のお客さんを乗せたときの話です。

 

目的地を告げられ、そこまでのルートを確認すると、「そうです、早く出発してください」と急かされる始末。

 

何とな~く嫌な予感…

 

お客さんの指示に従い、特に渋滞に巻き込まれることもなくスムーズに目的地に到着しました。

 

「ありがとうございます、○○○○円です」

と、運賃を伝えると、

 

「へ?こんなに高いの?信じられない」

と不満を漏らされました。

 

予感は的中、遠回りをしたわけでもなく、ましてやお客さんの指示通りのルートだったのに、この反応(・´ω`・)

 

さらにお客さんは、「このタイプのタクシーは値段が高いの?」と指摘されました。

 

僕が運転しているのはJPNタクシーというもので、ちょっと変わった形をしてますが、料金は従来のものと同じ。

 

お客さんによると、値上げ後も何度かタクシーは利用されてるようです。

 

「このタイプのタクシーも通常の車両と同じ値段です。ただ、いつもより高くなってしまって申し訳ございません」

と、…よくわからないけど一応謝罪すると、お客さんは大きなため息をつきながらタクシーから降りていかれました。

 

運賃がどのくらい高かったのかはわからないですが、大きく見積もっても2~300円程度の誤差だと思います。

 

タクシーは特性上、多少料金が上下してしまうので、誤差はお許容していただきたいです。

 

その程度の差額でストレスを感じるのであれば、そもそもタクシーを利用しない方がよいのではないかと思います。

 

これは興味本位ですが、参考までに実際にどのくらいの差額があったのか、お客さんにお聞きすればよかったと思いました。

 

以上です、ありがとうございました!