タクシー運転手

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タクシー運転手が意識すべき清掃のポイント

タクシー会社では、1台の車両を2人、多くて3人共有することが一般的です。

 

自分の次に乗る人のことを「相番」と言います。

 

相番が気持ちよくに出庫ができるようにするためには、車を綺麗に保つことが重要です。

 

ここでは、相番からの指摘、クレームを防ぐために特に注意すべき点をまとめました。

 

清掃のポイント

車のボディ、窓ガラス

 ・汚れや洗車後の水の拭き残し、指紋などの跡がないかしっかり確認する、窓やミラーは特に注意。

 

ダッシュボードやハンドル

・ほこりが溜まっていないか、特にハンドルはしっかり拭いておく。

 

タブレット端末

・指紋が残っていないか

 

運転席、助手席、後部座席

・ゴミやほこり、忘れ物がないかなど。 

・運転席や助手席の背面の下部に、お客さんの足が触れた際の靴の跡があったりします。

 

足元やフロアマット

・ゴミや砂が散らかっていないか

 

ドア、トランク(JPNタクシーではリヤハッチ)を開けた時の周り

・ここもしっかり確認しておきます。

 

 

匂い

・車内の匂いもしっかり確認します。

もし匂いが残っていると、相番の出庫が遅くなってしまいます。

 

とりあえずこれらをしっかり行えば、相番からのクレームはないと思います。

 

いろいろと書きましたが、特にお客さんの忘れ物の置きっぱなしは絶対NG!

 

もし忘れ物が残っていたら、車内清掃をしていないと疑われます。

 

僕も経験がありますが、車内にスマホの忘れ物が後部座席の上にあったのですが、相番がちゃんと車内清掃をしていないのかと思いました。

 

普通に清掃していればすぐ見つかるはずなのに、それが置いてあるなんてのはありえないです。

 

忘れ物の持ち主にも迷惑がかかります。

 

さいごに

相番が車をキレイに好きすぎると気を使うこともありますが、その方が車がキレイに保たれ、洗車の良い訓練になると思います。

 

清掃のクオリティは人によって違うので、多少汚れていても少しは目をつむるくらいの大らかさはあったほうがいいかも。

 

自分の洗車、車内清掃のクオリティを相番に求めず、よっぽど酷い場合を除いて、気になるところがあったら自分が綺麗にするくらいがちょうどいいのかな思います。

 

間違っても「洗車、清掃が汚い」と思われないようにきっちりやりましょう。

 

意識すべきことは、お客さんが快適に乗れることはもちろんですが、相番がスムーズに出庫できるようにすることだと思います。

 

以上です、ありがとうございました(^^)