タクシー運転手

タクシーについての情報や日々の出来事などを発信しています。

運転が下手でもタクシー運転手になれるの?


今回は【運転が下手でもタクシー運転手になれるの?】

 

というテーマで書いていきます。

 

結論から言うと、車の運転に自信が無くても、普段から特に問題なく運転できていれば大丈夫!というのが僕の意見です。

 

毎月一度は車を擦るとか、何度も免停になった事があるとか、そのくらい運転が苦手で、どうにもならないという方はそもそも仕事を選ぶ際にタクシー運転手は候補に挙がらないと思います。

 

僕の添乗研修を担当してくれた無事故無違反歴30年の大ベテランの先輩は「今でも運転はうまくないし怖いよ」と言ってました。

 

30年無事故無違反なんて客観的にみてもめちゃくちゃすごい事ですが、それでも傲ることなく「運転は上手くない」と言ってるところに「渋いな~」と、感銘を受けました。

 

冒頭にも書きましたが、普段から特に問題なく運転できるほどの技量があれば十分で、運転が上手い下手はあくまで自己評価に過ぎないと思います。

 

実際の運転の技量は一旦置いといて、自己評価は、「下手」とまでは言わなくても「普通」もしくは「そこまでは上手くない」というくらいが丁度いいんじゃないかと思います。

 

「自分は運転がうまい!」

 

と、自信があると思うのもいいですが、度を越えてしまうとそれは過信にも繋がると思います。

 

テレビでオレオレ詐欺に引っ掛かってしまった人がよく

 

「まさか自分が引っ掛かるとは」

 

というように、過信から油断が生まれてしまいます。

 

車の運転で言えば、一時停止で止まらないで、ズルズルゆっくり進んで警察に捕まったり、わずかな近道のために狭い道を通って車の側面をこすってしまったり、後方の安全確認が不十分な状態でバックしてリヤバンパーをぶつけたりなど、ちょっと注意すれば防げるような軽微なミスに繋がるような気がします。

 

逆に、運転が上手いという自負があるからこそ、徹底的に安全運転にをするというパターンもあり得るので、そこは人それぞれかもしれません。

 

運転の技量の問題でタクシーの仕事が成り立つかどうかは添乗研修の方が評価によりますが、普通に運転ができればOKはもらえます。

 

…ちなみに僕の場合は運転が下手過ぎて研修が3日ほど延びましたが(笑)あれからもう4年、おかげさまで未だタクシー運転手を続けられています(^^)

 

タクシー運転手になるのに一番難しいのは、2種免許の学科試験です。

 

以上です!