タクシー運転手

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失敗が許されないミッションに自らダイブするタクシー運転手

人に対して優しくするには、まず己自身が心身ともに健やかでなければいけないと、少なくとも僕はそう思います。


身体の調子が悪かったり、心が乱れてる時に無理して人に優しくしようとしても、どこか不自然というか、無理が出てしまうような気がします。


さて、これはちょっと前の話ですが、


仕事に慣れてきたせいか、それとも舐めていたのか、次の日は仕事だってのに、何も考えずにお店で激辛のインドカレーを食べてしまい、案の定お腹を痛めてしまいました。


しかもお客さんが乗車中に((( ;゚Д゚)))


許可をいただいてトイレに駆け込もうと、何度も考えましたが、なんとかお客さんが降りるまで耐え抜いて無事にトイレに行く事が出来ました。


もう二度とこんな経験したくない。


そんなわけで今回は、お客さんが乗ってる状態でお腹が痛くなった時におきた身体の異変や心の動きを、実体験に基づいて語りたいと思います。


車の運転を仕事にしようと思ってる方は参考までに(^^)


●お客さんをお乗せした直後は「まぁお客さんを降ろしたらトイレに行けばいいかぁ」程度に思っていた。
→これがすべての始まり、最大の間違いでした。
→失敗が許されない地獄のミッションがスタートする。

 

●とてつもない後悔の念に駆られる。
→あの時トイレに行っておけばよかった…なんで行かなかったんだチキショウの堂々巡り。


●猫背になる。
→ハンドルにもたれかかるような姿勢になり、本能的(?)にお腹を冷やさないようにしようとなる。


●ハンドルを回す動作がキツイ。
→脇を開けたくなくなる、お腹を抱えていたくなる。


●表情がゆがみ、冷や汗が出る。
→多分お客さんに心配されるレベルだと思います。


●運転に集中出来なくなり、安全確認が疎かになる傾向になる。
→頭の中は早く目的地に着かないかと、トイレの事でいっぱいでした。


●アクセルを踏む力が強くなるような気がした。
→なにかとセカセカしてしまう。


●だんだんと、トイレ以外を考えるようになる。
→あまりにキツイため、逆に少しでも腹痛やトイレから意識を逸らすため、頭の中でゆ~~~っくり数字を数えてました。


●信号が信じられないくらい長く感じる。
→早く青になれ!と、瞬きしないで信号をガン見…こういう時に限って赤信号が続く…
→心の中の声の口調が荒々しくなる。


●「すいません!ちょっとトイレに行ってきていいですか!?」と、何度もお願いしようと思った。
→おそらく事情を説明すれば断られることはないと思いますが、僕の性格的に言い出せませんでした。


●目的地付近に近づくにつれ、目線はコンビニや公園など、駆け込むトイレを探すようになっていった。
→反対側の車線だろうが関係ない。


●口調が穏やかでいられなくなった。
→このお客さんは酔っぱらいで、中々起てくれなかったので、

 

「もうちょっとお客さん早く起きてくださいよ!」

 

と、つい強い口調で言ってしまいました。

普段なら絶対こんな口調にはなりません。

お腹が痛いってのはこっちの都合なのに、僕はなんて厄介なドライバーなんだ(--;)


●支払いが遅いことに本気でぶちギレそうになった。
→財布をゴソゴソするお客さんの手元を、早くしろ思いならとガン見していました。
この時点ならまだギリギリ我慢できたのですが、財布をゴソゴソしてる途中で、なんとお客さんそのまま寝始めたのです。

本気でぶちギレそうになりました。

まぁなんとか無事に支払ってもらい、急いでトイレに向かうのですが…


●トイレに近づくにつれて、お腹がさらにキツくなってくる。
→コンビニの駐車場に停まってる車の持ち主は皆、トイレを借りるために停まってるのでは?もしかしたらトイレで並んでるのでは?と想像してしまう。
→もしこのトイレが使えなかったら?中に人が入ってたら?とかを考える余裕がない。


●ミッションクリア
→間に合った~・゚・(ノ∀`)・゚・。


以上が、お客さんが乗ってる状態でお腹が痛くなった時におきた身体の異変や心の動きでした。


乗車中の腹痛はマジでヤバい。
なにせ逃げ場がない。


まぁ僕の場合は、お客さんの目的地が比較的近場だったし、頼めばもしかしたらトイレに行けた可能性もありましたが、もしこれが高速のど真ん中で、しかも渋滞に引っ掛かっているとかだったらと考えると…((( ;゚Д゚)))

 

アルコールの管理と同じくらいお腹の調子を整えておく事が大切だということを学びました。

 

以上です、ありがとうございました!