僕はこの記事で【道が覚えられないこと】と【方向オンチ】は切り離して考えていて、方向オンチを治すのは難しいかもしれないけど、道が覚えられないという問題は時間が解決してくれる、と書きました。
今回の記事はホントに
「道が覚えられない問題は時間が解決してくれる」
の一言で済むような内容です。
しかし、この一言で済むようなことに僕は悩み続けてました。
僕は道が覚えられないことに大変苦労してましたが、
「あの苦労があったおかげで道を覚えて今の僕があるんです!」
…みたいなサクセスストーリーを語る気はなく、ある日、ふと気付いたら普通に走れるようになっていた、という感じです。
そこで今回は、
「道が覚えられない僕でも気付いたらなんとかなっちゃってた3つの理由」
というテーマで書いていきたいと思います。
ちなみに僕が走っているエリアは都内のような流し(タクシーの営業方法の一つで、手上げで呼び止めるお客さんを期待して走ること)ではなく、駅で待機や無線配車がメインなので、今回ご紹介する方法が都内で通用するかどうかわかりませんが、その点を踏まえた上でお読みいただければと思います(^-^;
1、4年以上やってれば、そりゃあ少しは覚える。
会社にもよりますが、40歳でタクシー運転手デビューしたとしてもまだまだ20年以上あります。
焦らずゆっくり時間をかけて、走ってるうちに覚えましょう。
タクシー会社の求人はありがたいことに、3ヶ月や6ヶ月などの給与保障が設けられてるところが多くあります。
この期間にいろんなところを走って道を覚え……られれば苦労しませんよ(笑)
道が覚えられない人はこんなん数ヶ月走った程度では覚えられません。
でも3年、4年走ったらなんとかなりそうな気がしませんか?
僕の場合は3年目くらいにはなんとなく自分のエリアは問題なく走れるようになってました。
人生は長いです。気長にいきましょう。
(完全歩合制のところに入社希望の場合は…この方法はなんとも言えません(笑))
2、お客さんが目印にするものは共通してるものが多い。
・○○街道の一歩先を左に曲がって最初の交差点まで。
・○○橋を渡ってから、右側にあるコンビニの所まで。
・○○病院まで行ってもらって、そこから先はまた言います。
など、不思議なくらいにお客さんが目印にするものは共通してるものが多いので、これらを覚えるとだいぶ仕事が楽になります。
たまに聞いたことが無いようなマンション名を言われたとしても、近くに何か目印になるようなものはありますか?みたいな感じで聞くと、目印として知ってる場所の近くだったりすることが結構あります。
3、お客さんからタクシー運転手として育ててもらっている。
獣道ではありませんが、タクシー運転手には独自の「タクシールート」のような道があります。
このタクシールートは自分で導き出すというより、いろんなお客さんを乗せる中で構築されていくイメージです。
・この道が近いよ。
・他の運転手さんはこの道をよく通るよ。
・この時間帯はこっちの方が早いよ。
など、お客さんから他のタクシー運転手や地元民ならではの抜け道を教えてもらうことでお勉強させてもらっています。
お客さんによってはルートの好みがありますので、1本道でない限りは必ずルートの確認をしますが、大抵はタクシールートで問題ありません。
時には「お、知ってるねぇ!」
と、お褒めの言葉をいただくこともあります。
いろんな道を教えてくださるお客さんには本当に感謝しております。
以上の理由から、道が覚えられない問題は時間が解決してくれるし、まぁ…なんとかなっちゃうでしょ♪と、僕は思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。