タクシー運転手

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頑張りたい時だけ頑張るタクシー運転手

「タクシー運転手って高年収なんだよね!」

 

なんてイメージを持ってる人はあまりいないと思います。

 

ここでは詳しく書きませんが、タクシー運転手の平均年収は、日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。

 

営業の戦略や会社の歩合率にもよりますが、地域によっても差があり、地方に比べて都市部の方が平均年収が高い傾向にあります。

 

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の調査によると、令和4年のタクシー運転手の年間推定額は、東京都が最も高く361万3300円で、徳島県が最も低く205万円で、東京都と徳島県の差は約156万3300円にも及びます。

 

…ん~…ここまでくると営業方法うんぬんの話じゃなさそう(--;)

 

令和3年度の日本人の平均年収443万円らしいので……タクシー運転手の平均年収は…まぁ~少ないですね(笑)

 

この記事では、「タクシー運転手の年収は少ないからけしからん!」というものではなく、

 

「ノルマ達成は大前提として、頑張りたい時は頑張って、あとは怒られない程度に働いて、貰える給料の範囲で生活が成り立てばそれでいいんじゃないか?」

 

というのをテーマに、独断と偏見で長々と語らせていただきますので、よろしくお願いします。

 

そもそも「怒られない程度って、どのくらいよ?」って言われると、それは会社によってマチマチだと思いますが、僕の勤めてるところでは、とりあえずノルマを達成しておけば何も言われません。

 

勤めてから5年間、売上の件で上司に声を掛けられたのは、緊急事態宣言の時に怠けすぎて、その月の売上が最下位になった時だけです(笑)

 

求人や会社のホームページの採用情報で、

「月収○○万円以上可能!」

みたいなのが書いてたりしますが、大体それはトップ・オブ・ザ・トップの人です。

 

トップ目指すのは素晴らしいことだ思いますが、多くのタクシー会社が歩合制である上、景気に大きく左右される業種なので、あくまでも自分はいくらもらえれば最低限生活できるかを基準に考えた方がいいと思います。

 

生活を維持するため毎回どうしても残業しなければならないという状況になりかねません。

 

とはいっても残業したところで、必ずしも自分が掲げた売上げ目標を達成出来るわけではありません。

 

また、売上が下がってしまう要因として、法事やもらい事故、感染症の流行など、自分の意思や努力ではどうにもならないような外的なものもあります。

 

「どうしよう、あと○○万円売り上げないと家賃が払えない!」みたいな強いプレッシャーは事故にもつながります。

 

普段からバリバリ働いてしっかり蓄えをつくっておけば緊急事態にも対応出来るかもしれませんが、そこらへんはその人の性格や考え方によると思います。

 

…そもそもバリバリ稼ぐ運転手って、緊急事態があっても結局しっかり稼ぐから問題なかったりするんだけど……ていうか本来、プロの運転手としてはこっちを目指すべきだと思いますがそこはいったんおいといて(笑)

 

とりあえずノルマを達成しておけば一応給料は貰えます。

 

以上の理由から、

 

「ノルマ達成は大前提として、頑張りたい時は頑張って、あとは怒られない程度に働いて、貰える給料の範囲で生活が成り立てばそれでいいんじゃないか?」

 

と思います。


長々といろいろ書きましたが、タクシー運転手は給料は不安定と言われても、実際、生活に大きく影響が出るくらいホントにヤバかったのは某感染症が流行して緊急事態宣言が出た時くらいですね(._.)

 

あとは売上がいい日もあれば悪い日もあるけど、1ヶ月通すと、なんとかなっちゃってるって、そんな感じです。

 

以上です、ありがとうございました!